ひとすじの光

田中 大
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歌詞

作詞:田中大

作曲:田中大

夕陽が逆らうことも出来ずに沈む 街灯はアスファルト冷たく照らす 暗闇の全てを隠せやしないから 小さくぼんやりと一点を見つめるように 壊れてしまった心はふらふらと彷徨うだけでも 止まらずに不規則な鼓動を響かせて ひとすじの光を胸に灯しては ゆらゆらと揺れてやがてまた消えていく 諦めが痺れを切らしているけど 怖いぐらい無意識に繰り返す 向かい風に抗い歩くように 振り向けば歪に曲がりくねった足跡 失った大切は見えないぐらい遠く でも昨日のことのように記憶だけ根を張って立ち塞がる 未練と後悔は振り払ったはずなのに 悲しみは思っていたよりもずっと 心の奥へ静かに影を落とす 飽きるほど陽が昇り、そして沈んでも 懐かしむことは叶わぬ願いと知る また頼りない光ひとつ消えた くたびれてしまった夜にべたついた感情を 置き去りに出来たのなら まばらな星空も 美しく見えるだろうか 今はまだ分からない 大切なものを傷付けたあの頃と同じで それでも手探りで道のない場所に 無理矢理作るかのように掻き分ける そんな時にまた向かい風が吹いて ひとすじの光 消えてしまっても 無意識に再び胸へ灯す

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shea

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