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タイムマシン、それは叶わないから価値のあるもの。そういうものが世の中にはある。だから僕たちは夢を見ることができるし、悔やんでも悔やみきれない記憶に、もしもという仮定を加えることで、しっかりと向き合うことだってできる。本当に大切なものは何だったのか、僕はずっと考え続けてる。もう二度と会えはしない君を想って。
作詞:Tajima Yohsuke
作曲:Tajima Yohsuke
真夜中に走り出した あの日忘れたジッポを探しに ある筈のない思い出のモノ いる筈のない君の面影 その潮風に背中押されて 闇に沈んだ海沿いの道 笑い転げた声が聞こえた 風のいたずら そんな気がした 苦し紛れにそう呟いた どんな言葉もかき消された 全てはあの日に綴じられた アルバムの中 笑顔と涙 今更悔やんでも 取り繕っても どんな科学でも 時を超えることは 叶わないのだから もう忘れるしか・・・ タイムマシンに乗って 在り来りな 飛行船の写真に 手を振る君が まるで何の違和感もなく 写っていたのさ 巻き戻せるなら紺碧の空に まだ揺れていた 旗を掴んだ君をもう一度 抱きしめたかったんだ そう曖昧な記憶には 色とりどりの絵の具を乗せて 消えないように褪せないように 抵抗してみた また悪足掻き この助手席ではしゃいでた 君の横顔 僕の紙タバコ 開け放たれた窓の外へと 煙と共に ハンドル切った 今頃恨んでも 運命とやら どんな科学でも 時を戻すことは 叶わないのだから 泣き崩れるしか・・・ タイムマシンに乗って 朝が来る前の埠頭に響いた足音だけが 未だ映画のように君を 映し出したのさ 戯れ始めた海鳥の声に重なっては消えた 耳の奥で波の物語 聞いていたかったんだ 今まで結んでも 結びきれなかった君へのロープ 解けてしまったが故 見失い 諦めきれなくって 飛び込んだ深い碧にはすぐ 泡を感じたのに 虚しく水掻いた タイムマシンになって 当たり前に感じていた君の存在がなくなり 古いビデオに馴染んで 棚に並んでいたのさ 辺り一面に花が咲くように 想いは芽吹いて そんな鼻にツンと来る 甘い残り香だったのさ 差し障りのないことならきっと いくらでも言えた だって本当は心から君を愛していたかったんだ
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