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自分にとって単純な勇者とはどんなものかを書いてみたくて、その理想像を言葉に。強心臓、鬼メンタル、色んな目に見えないところからの攻撃や中傷が蔓延る時代に、どうあるべきなのか。ただ強いだけではきっとダメなのだ。それはしなる弓のように、どこかしらにそういった負の力を抜いてしまうところが必要なのだと思うんだ。
作詞:Tajima Yohsuke
作曲:Tajima Yohsuke
叶わない願いだって 遠い空に託したって 夢見ることに 悪意はなく 敵わない相手だって 挑まなきゃもう負けだって 愛すべき者と 守るべき者と 可哀想な運命に翻弄され 一時も休まらず 息を潜めて 愚弄されても 蹂躙されても 心は折れず 靭やかな弓のように 罵倒されても 嘲笑されても 声が重なる 諦めること知らず 神々に選ばれし 子らよ 救われぬ命だって 報われぬ想いだって 見渡す限り 切れ目もなく 傷ついた天使だって 築き上げたプライドだって 壊れそうなものと 崩れそうなものと 哀れんだ 嘆きの丘で 鐘の音が響いてた 落陽に届け 奪われても 失われても 心は揺れず 大樹の根元のように 裏切られても 欺かれても 声が囁く 真実は人知れず 神々に赦されし 罪よ 幻のまほろば求め 一時の安らぎも 未だ得られず 囚われても 束ねられても 心動かす 仲間の言葉のように 遮られても 隔てられても 声が交わる もう止められはしない 神々に愛されし 子らよ
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