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懐かしさをイメージに制作しているアルバムにこの一昔も二昔も前の音がどうしても欲しくて、郷愁の海を彷徨う。ユウキさんと共作の詞は、どうしようもなく擦れ違って交わらない思いを抱えたふたりと、その間に立たされた本当に大切な人を心から愛してやまない気持ちを表した。ジャケ画は、みつばちさんにお願いし、素敵な絵をいただきました。
作詞:ユウキ,サハラ
作曲:サハラ
君が思うより僕たちは 擦れ違い繰り返して まるで衛星の軌道上のように ぐるり交わらず ずっとこのままじゃ耐えられない 守りたいものすら守れない ジレンマ抱えて 許せることと許せないことが 頭の中混じり合い こじれてしまった よじれてしまった 感情の行方はどこへ 悲しむことも悲しませることも 紙一重裏腹に ねじれてしまった たがえてしまった 吐き出した言葉はどこへ 互いの思いがぶつかり合って 相対するふたりは まるで火花散る車輪のように 止まることかなわず きっとこの先には道もない それでも大切なもの諦めないで いたいだけ 繋いだ手と手が 結んだ心が いつしか絡み合い 見上げて願った 流れ星落ちてった 軌跡の光はどこへ 離された君と追い掛けた僕との距離は果てしなく オリオンを射抜いたアルテミスのように 一閃の愛は永遠に 今まで信じていたことが ガラガラガラ崩れ落ちるような 君はもう僕はまだ 諦めた諦めない平行線 だってもっと大事な子を 忘れていないかと振り返る かけがえのない存在が 愛する人と愛される人と 世の中巡り会い 離れたくなかった 離したくなかった 指切った約束はどこへ 月明り差すアスファルトに 消えてく君のシルエットを 追い掛けたかった 追いつきたかった 安らぎの日々はどこへ 胸締めつけられる愛しさと寂しさが 今は止まらない 同じ時を過ごした 同じ場所をシェアした 旅立つあの子はどこへ
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