夏風邪と夕凪

Lilly end roll
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歌詞

作詞:Arles

作曲:Arles

夏、風邪、声の意味を探していたのは 君が云った痒いフレーズ 唱えていたから 「さよならだね」の意味を探していたから 遠く汽笛 夕は凪いで、泣いていた 風の無い渚へ運ぶ色彩が 目に余る程に ふたりの体温を奪っていくの もう、数えないでよ 渡してくれたものも 奪ってくれた秘密の夜も そう、忘れないでよ 白く花やぐ季節 また都会の隅で ひとり、夕凪 夏、声、涸れたまま歌っていたのは 君が往った時にひとつ残してくれたフレーズ 「さよならだね」の意味を隠していたから 近付く程、寄せて返す 季節の始まりは未だ見えないで 退屈な沈黙の中に芽生えるほどに 目を背けて仕舞った あの夏はきっと花束 もう、数えられないよ 壊してくれたものも 創ってくれた秘密の夜も そう、忘れられないよ 白く花やぐ季節 また都会の隅で ひとり、夕凪 もう、数えないでよ 渡してくれたものも 奪ってくれた秘密の夜も そう、忘れないでよ 白く花やぐ季節 また都会の隅で ひとり、夕凪

アーティスト情報

東京発、クリエイティブチーム。2023年、Lilly end roll 結成。「Lilly end roll」という名には、時にフィクションよりも奇である現実に思いを馳せ、その中で共存する美しさと憂い、終わりと門出の意味が込められている。

shea

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