神戸在住のEggsキュレーター遊津場が先月見に行った関西のライブハウスイベントの感想を書いていくコーナーです。がっつりとしたライブレポというよりはコラム的なものと思ってください。
もちろん気になるアーティストが1組でも増やせるよう頑張ります!
2025年7月の良かったイベントはこちら!
イベント名:MIKKE!!MIKKE!!MIKKE!!2025
開催日 :7月27日
場所 :MUSE BOX、Live Bar Balls8、歌う魚、真心場、Bar.N.、Bright Moon
出演 :55組のSSW
今回書くのはMIKKE!!MIKKE!!MIKKE!!というSSWのサーキットフェスについてです。私は若手邦ロックバンドを得意分野にはしてますが、実は毎年このイベントを手伝っていて、SSW界隈にドップリ浸ることのできる貴重な1日になっています。実際に気になったSSWを私のイベントにもお声がけしたことがありますし、やはり百聞は一見にしかずというか、ライターとしての幅も広がるわけですよ。
今年で4回目ということもあり、スタッフ業務にも慣れてきたので、その間に比較的しっかり見れた6組のSSWのライブの感想を簡単に書いていきます。
今年はBalls8という箱を担当し、基本常駐していました。キャパシティ的に6会場中4番目くらいなので、これから期待のSSWが出演しているのだろうなと思います。10代も3人いましたし。
トッパーの岩内幸乃は詞の世界観に合わせたように丁寧にギターを弾くのが印象的でした。あと歌声が品もありつつ秘めた赤い情熱も感じて、ルビーみたいだなと思いました。
2番手の美侑はリハからとにかく歌いたい気持ちに溢れていて良いなと思っていましたが、歌い出すと結構切れ味がある弾き語りで、ロックな気持ちをビシビシ感じました。バンドと斬り合う姿が見たいです。
3番手の星愛は元々太陽のように明るい人物の印象がありましたが、曲にもその人(にん)の部分がしっかり出ていて、聴いている人の背中を押していたと思います。
この3人はずっと会場をスタートから埋めていて、見事3人とも入場規制がかかっていました。
男性のSSWも良いライブをしていて、山合圭吾は誠実かつ、歌詞が身に溶け込んでくるような優しさがありました。今年は映画劇中歌を担当し、8月21日に心斎橋JANUSでワンマンライブを行うだけあって、実力を感じましたね。
横浜から来た奥崎海斗もルーパーを使ったライブで良いリズムを作り、会場を巻き込む力の高さを感じました。あと歌がとにかく上手い。
関東から来たと言ったら、埼玉の高校3年生・だでぃがが2度目の大阪ライブではっちゃけてました。そのトップギアから10代の嘘偽りない叫びが何度も繰り出されていたのですが、そもそもジャンルを選ばず、リスナーを熱狂させていく存在になるでしょうね。
今年も若いSSWから刺激をしっかり受けました。多分バンド好きのほうが、このコラムを読んでいると思うのですが、バンドマンの弾き語りとは全然違います。よければ行ってみて確かめてみてください。
















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