Eggs Curators 呀兎 コラム vol.5

みなさんお久しぶりです。呀兎です。

あっという間に気づけば冬。吐く息は白くなり別れの季節が近づいてきているような。 エモい時期に突入しかけていますね、実にエモい。 そんな別れを匂わせて。出会いもチラつかせて。冬ってやつは卑怯です。

最近はEggsアプリのホームの下の方にある【NEW】から新しい歌を聴き漁ってます。めちゃくちゃいい歌ばっかりながれてくる、もっと広く知ってほしいです。 そんな中でもグッときた歌を今日は紹介しますね。

アライヨウコ｜Youko Arai

完全に曲名に惚れて聴き始めました。「憂うつはコーヒーカップの中」は、曲調は明るくサウンドもポップなのに紡ぎだされる歌詞はややダーク。そのギャップがイイです。歌詞の中に出てくる「言葉の少しのざらつきが やたら気になる日もあるのだ」という一文。私もそうなんですけれど人間関係ってなかなか上手くいかなくて。悪意のない言葉にもザラザラしたものを感じてしまう日もあるなぁとつい自分と重ねてしまいました。心当たりがある方、この歌をぜひ聴いてみてほしい。ずっとモヤモヤしていた腑に落ちない人間関係のザラつきも、皆さんが個々で悩んでる憂うつも。コーヒーカップに溶かして飲み込めちゃう気になるのです。

Lym

こちらは、なんともリアルな男女の歌です。ギターボーカルとギターのツーピース。なんとも珍しい構成ですが、彼らの音源、めちゃくちゃ作り込まれています。ノンフィクションというタイトルから推測するに、実話なのでしょうか、切ない。ボーカルの歌声がまた切なさを色濃く演出しています。男性目線ですが、女性である私も頷きながら聴き入ってしまう説得力のある1曲です。“「好きだ」とは言ってくれないけど キスはしてくれる”だなんて、ちょっと切なすぎませんか？いやー苦しい、感情移入の嵐です。凄まじい。ぜひ一度聴いて欲しいアーティストです。きっと、あなたのツボにもどハマりすると思います。

いかがでしたか？このコラムを読んでいるあなたに、少しでも興味を持ってもらえますように。