こんにちは。Eggs Curatorsのしゅっしゅ です。
気づけばあっという間に1月が終わり、2月になってしまいました。
始まったばかりなのに、何かが終わっていくのはあっという間だなとしみじみしています。
今回はjuJoe(じゅーじょー)を紹介していきたいと思います。
2019年1月に結成記念ライブを開催し、東京都を拠点に活動中。
現在全国的にサンプラー「juJoe」が無料配布されており、私もタワーレコードやヴィレッジヴァンガードで見かけたことがある。ファンやリスナーとしては、格好良い音楽がデータではなく、物(CD)として手に入るのだから嬉しい限りではあるが、バンドの経費的なところで大丈夫なのかと若干心配になったりもする。
私もメンバーさんから直接いただいたが、こんなクオリティすごいのものを果たして無料で受け取っていいんだろうか?と逆に不安になったりもした。でも、とてもインパクトがあり、他のバンドにはない思い切ったことをされているなという印象を受けた。
一度担当のイベントにお誘いしたことがあり、(ボーカルの平井さんが以前されていたバンドQOOLANDを知っていて楽曲も聞いていたので)まさか自分の担当するイベントになんて恐れ多いと思っていたが、そのまさかで出演してもらった。
ライブは想像を超えるほどの格好良さで、ド素人がこんなことを言うのは失礼だとは思うが、楽器がめちゃくちゃ上手くて、唖然としてしまった。その日(今までかなりのバンドを見てきたであろう)現場担当していた人からも同じ感想を言われたから、相当だったんだと思う。
音楽から結構強いイメージを持っていたので、どれぐらい尖っているんだろうと若干不安になったが、とても気さくな方々で安心したのを今でも良く覚えている。
話が少し戻るが、今回あらためてサンプラーを聞き返してみて、私みたいな20代後半の人間が抱えている葛藤とか消化しきれない感情をそのままそっくり吐き出している!と思った。個人的な話にはなるが最近気分が落ち込むどころではなく、どこまでも底がなく落ち続けることが多くあって、だけど誰かにぶつけて消化するものではないと思うし、この感情を誰かに話しても理解されるものでもなく、自分一人でどうにか片付けなければ、向き合わなければ、という苦しさみたいなものがずっとそこにいた。
『味方』という曲の「いちいち死にたくなる夜も増えた/足りてるわけじゃないのにヘラヘラと/やってる自分にも吐き気がすんなぁ」という歌詞や、『三十路』という曲の「だって僕は至って僕は/今日も死にたいと思うしな/どうしたらいい?どうしたっていい」という歌詞から、何かに絶望して死にたいって思うのは悪いことじゃない、普通のことなんだ。自分だけじゃないんだ、間違ってない、その感情は悪ではないってわかっただけで、救われたような気がする。
今、抜け出せない闇のなかにずっといる人がいれば、一度聴いてほしい。そしてライブに足を運んでみて欲しい。もしかしたら何かが変わるかもしれない。
北の大地よりまたまたいきの良い新人の楽曲(札幌某所「最前線」)が配信リリース
Eggs Curators コラム garan vol.2
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