歌詞

作詞：iro

作曲：iro

いつか描いていた未来には簡単にならない いまも夢みている世界には簡単に行けない 帰り道はとうに底なしの不安と沈めた 帰る切符はない 夜明け前、暗がりに甘えた ぽつり落ちる涙に溺れそう、な僕の手をとった 瞳が痛々しい傷さえも真っ直ぐに映して たとえ夜が明けずとも たとえ雨が止まずとも 花は今日もここで咲き風にさらわれ舞う やさしい人でありたい あなたのあたたかい手のように 瞳のように 想いおどるのだ 悲しい僕でいるのは簡単だけど惨めだった 羨むだけの人生は悔しいだけでもどかしかった 覚悟は腹の奥に据えた 生まれたから生きてるだけ 名前を知るのはいちばん最後でいい 昨日は生きる糧に 未来が死ぬ引き金に なりうると思った夜に信じたいものだけ 世界はこんなだったかな、 命の糸をちぎるのはたやすいことだった でも 愛をもらった朝に生きることを選んだ 目が覚めてもここにいて 夢でも隣にいて やさしい人でありたい あなたのあたたかい声のように 言葉のように 想い残すのだ