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2/22『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組 幕間オーディション~新弟子検査~』に密着

2/22『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組 幕間オーディション~新弟子検査~』に密着

2025/03/17

3月1日・2日に両国国技館で開催された『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組』への出演権をかけた『幕間オーディション~新弟子検査~』が、2月22日にYamaha Sound Crossing Shibuyaで開催された。音源審査とリスナー投票で勝ち抜いた、石原 克浦小雪叶芽フウカナギサワカリン豆原百音柚木みいな(出演順)の6名のシンガーソングライターの中から、グランプリ2名を決定。J-WAVE公式YouTubeチャンネルでも生配信されたこの日の模様をレポート!

アップチューンも披露しトッパーの役目を果たした石原 克(イシハラカツミ)

司会進行を務めるJ-WAVEナビゲーター・藤田琢己氏の紹介を受けて登場したのは、東京を拠点に活動する石原 克だ。朗らかな笑顔をオーディエンスに向けながら挨拶をする石原。「なんでこんなにわかってもらえないんだろうと思うこともあるけれど、音楽を通じて、弾き語りを通じてだったらわかり合えると思う」と語った石原は、洗練されたアコースティックギターの音色と心に染みる艶やかな歌声でフロアを切なくも温かな空気で包み込んでいく。ラストはアップチューン「愛のすゝめ」を軽快に歌い上げ、トップバッターとしての緊張感を感じさせないステージを見せた。

setlist

  1. 01. 色々
  2. 02. 愛のすゝめ

メランコリックなメロディーをパワフルに響かせた浦小雪(ウラコユキ)

3ピースポップバンドSundae May Clubとしても活動する長崎出身の浦小雪。「長崎から東京に出てきてから、去年、一昨年と行った大好きなイベント」と『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組』への想いを述べた浦は、テレビ東京系ドラマ「日常の絶景」の主題歌に起用された「ロングロングハイウェイ」を披露。懐かしさの漂うメロディーと言葉を際立たせたパワフルな歌声に加え、自身の音楽に対する感情を宿したような生き生きとした眼差しが印象的だ。ラストはロングトーンを響かせ、アコースティックギターをかき鳴らしてフィニッシュした。

setlist

  1. 01. ロングロングハイウェイ
  2. 02. 夜を延ばして

スキルの高さも魅せた!叶芽フウカ(カナメフウカ)の迫るような歌声

3ピースバンドtellERAのボーカル&ギターでもある叶芽フウカ。鬼気迫る様子でブルージーな歌声でオーディエンスを惹きつけたかと思えば、次の瞬間には愛らしい笑顔と歌声を見せる。めまぐるしく移り変わる表情が印象的だ。「恋愛ソングじゃ世界は変わらないと思っていて、だから命のことを歌いたい」と自身の音楽に対するポリシーを述べる叶芽。世界情勢を想いながら故郷を失った人々へのメッセージを歌う『mother tongue』を、ファルセットとハスキーなシャウトを交錯させながら力強く歌い上げた。

setlist

  1. 01. 生きていかなきゃな
  2. 02. mother tongue

アルペジオで静寂を作り出し歌でエネルギーを放った、ナギサワカリン

大分から誕生したシンガーソングライター、ナギサワカリン。自身の楽曲が映画『グッドバイ、バッドマガジンズ』の主題歌に起用されるなど、多方面で活躍。ステージに登場したナギサワは、流暢な英語で挨拶し、オーディエンスの心をつかむ雄弁なMCでフロアを温める。優しくきらめくアコースティックギターのアルペジオで静寂を作り出し、次第にダイナミックな歌声をフロアに轟かせるナギサワ。エモーショナルなロングトーンを響かせた後、「明日を生きる全ての不器用たちへ。ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べ、ステージを後にした。

setlist

  1. 01. ヒカリ
  2. 02. スポット

メリハリあるボーカルコントロールで観客を掴んで離さなかった豆原百音(マメハラモネ)

「奈良県から来ました。豆原百音、はじめます」という挨拶で始まった豆原のライブ。ジャジーなアコースティックギターの音色をフロアに響かせ、洗練された大人の空気で満たしていく。ファルセットを交え、強弱をつけた深みのある声で聴く者を捉えていく。「夢を持って歌っているけど、あきらめそうになったときが何回もあります。でも私の夢をあきらめないでくれた人たちがいました。1人で歌い始めたのに、今はたくさんの思いを背負ってここに立っています」と両国国技館への想いを語る。頑張る人たちへの応援ソング「憧れた場所で」は、夢を追いかける自分自身を鼓舞するかのように、エネルギッシュな歌声を響かせた。

setlist

  1. 01. 君のタイプを教えて
  2. 02. 憧れた場所で

しっとりと心に浸透していく歌声でオーディエンスを魅了した柚木みいな(ユズキミイナ)

東京都内のライブハウスを拠点に活動する柚木みいな。満員のフロアから拍手を受けて登場。恋模様をメランコリックなメロディーに乗せて歌う「おさがり」を披露し、しっとりと心に浸透するような透明感のある歌声でフロアを魅了する。「私はあなたを選ぶことはできないので、あなたが私の音楽を選んで、また会いにきてほしいなと思います」とオーディエンスに想いのたけを伝える柚木。シンプルながら洗練されたメロディーにスウェディッシュ・ポップを彷彿とさせる「さよならララバイ」と、まったく異なる趣の2曲を演奏し、音楽性の幅を印象づけた。

setlist

  1. 01. おさがり
  2. 02. さよならララバイ

この日、グランプリの栄冠に輝いたのは、石原 克柚木みいなだ。2人はオーディエンスの拍手を受けながらステージへ。石原は「去年も同じオーディションの最終審査に残って…敗北しまして。でも、こうやってリベンジできて、すごく嬉しいです。本当にありがとうございます」と笑顔で喜びを語った。柚木は「グランプリをいただけて、一歩前に進めたんじゃないかと思います。リスナー投票をしてくださった皆さんのおかげでここに立てています。本当にありがとうございます」と声を震わせながら喜びを噛み締めた。

10分という短い時間の中で憧れのステージをかけた勝負に挑んだ6人。全員がもっと曲を聴きたいと思わせるアーティストだった。そして、両国国技館で行われる『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組』での石原 克柚木みいながどんな輝きを魅せるのか期待せずにはいられなかった。

最後に『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組』に出演した2人の姿をお届けする。

念願の『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組』のステージでも笑顔で自分らしさを発揮した石原克。(3/1・DAY1に出演)

透明感ある歌声を両国国技館のすみずみまで届けた柚木みいな。観客からはあたたかい拍手が送られた。(3/2・DAY2に出演)

写真・佐藤 薫(2/22)、上飯坂一(3/1&3/2)/文・橋本恵理子

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この記事を書いた人

橋本恵理子

ライター。福島県出身、湘南在住。WEBメディアや広告、ファンクラブにて原稿を執筆。WEBコンテンツ企画や広告ディレクションなどのお仕事も。普段は猫の下僕です。

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