Eggs Curators 先取り邦ロック紹介の遊津場 コラム vol.5

みなさん、5度目まして。
えーと、この記事が公開される頃って、もう年の瀬……？
みなさんはどんな曲に今年出会いましたか？
今年最後に知ってほしいバンドを2組どうぞ。

まず1組目はLUCY IN THE ROOM！

ムードからしてシティボーイズandガールなこのバンドからは、ベリークールでインテリジェンスなサウンドを感じます。 曲ごとに見せる表情が違うので、公開されている楽曲でMVを撮るとしても、最新鋭の照明芸術を使ったのも合うだろうし、南米の広大な大地で雄大な世界観のものも合うだろうし、逆に部屋の隅っこでゆっくりとした時間が流れるエモーショナルなMVも想像できる。

これを可能にするのは、歌声にすごく人懐っこさがあるから。そこには日本語詞、英歌詞も関係ない。関東からクールに旋風を巻き起こして全国へ広がっていくだろう。

もう1組はinsomnia girl！

メンバーがわりかし社畜だという彼らは会社員をしながら、バンド活動をしている。『10分前後の戦争』が10万再生回数を越えているので、名前を知ってる人も多いかも。

その社会経験などを基にした等身大の歌詞が魅力なんだけど、僕はそこを魅せる技術が非常に優れているとも思う。『10分前後の戦争』のMVも面白いし、派手すぎず、ちょうどよく感情の琴線に触れるボーカルと言葉の組み立て方にもアイデアがある。他の楽曲も、もっといろんな方に知ってほしいバンドです！

今年も多くの若手バンド・シンガーが注目されました。その中でも「いいな」と思った人達を、来年もいろんな方法で応援できればと思います！

それでは、この辺で!