Eggs Curators しゅっしゅ コラム vol.16

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こんにちは。 Eggs Curatorsのしゅっしゅ です。
今回は関東を拠点に活動中の2組を紹介していきたいと思います。

polly

栃木県を拠点に活動中のpolly。
このバンドを初めて知ったのは、今から5年前の2015年のことだった。
SNSで誰かが紹介していたことをきっかけに興味を抱き、そのまま地元のタワーレコードへ足を運んだ。店頭に1st mini album「青、時々、goodbye」が並んでいたことに興奮し、購入したことをよく覚えている。その際に、ツアーで地元・広島で彼らのライブを見た。

元々ギターロックという印象が強かったバンドではあったが、時と共に変化していく彼らの音楽性に心がどんどんと惹きつけられていった。 音楽性が変わってしまうと少なからず離れてしまう人もいるかもしれないが、私は変わっていく彼らの音楽を美しく、儚く、繊細、そして愛おしいとさえ感じた。この時、産まれて初めて音楽に好きという感情以外のものを抱いたことに自分でも驚いた。 時に攻撃的で、人の内側を覗いているような楽曲『狂おしい』もあれば、その根底に人の痛みに寄り添う優しさのある楽曲『刹那』や『生活』もある。だからなのか、彼らは人間と何よりも奥深くまで向き合い、愛している。しかし、どこかに少しの嫌悪を忍ばせたまま、真実を伝えようとしてくれているような気もする。

今年の1月31日に新代田FEVERにて行われたワンマンライブにも足を運んだ。広い場所で彼らの音楽を大きな音で聴けること、全身で感じられることは私にとって幸せだった。



ヨイズ

都内を拠点に活動中のヨイズ。
ボーカルの佐藤さんが以前組んでいたバンドを私が好きだったこともあり、その後新しくバンドを組まれたことをSNSをきっかけに知った。

彼らの楽曲を聴いて思うのは、どれにも「他人に対する愛情を深く感じることができる」ということ。歌詞だけ見たらどちらかと言えば、後ろ向きというか、別れが多いように感じてしまう。だが、その奥に不思議と他者に対する優しさと愛を覗くことができ、聴いてくれる人々に向けてちゃんと温かみを感じる。だからなのか、彼らの音楽からは、向こう側の景色を想像することができる。ライブハウスでステージを真っ直ぐに見つめる姿、言葉、音楽を全身全霊で感じるお客さんの姿。その人達に何の迷いもなく、一生懸命に伝えようとするヨイズのメンバーの姿。それがあるのは、彼らの曲が、バンドの音作りは勿論のこと、佐藤さんの歌声によってより一層色を増して表現されているからだろうと感じた。 ヨイズの音楽には、これだけ愛を感じることができるので、その愛をもっと深くしてくれる音楽が好きな人達に出会って欲しいと思う。



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しゅっしゅ
現を抜かす というイベントをしています。

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polly
2012年4月、宇都宮でバンド結成。

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ヨイズ
孤独と肯定のロック

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