Eggs Presents 「DADARINRIN」 Supported by SILAS ライブレポートとダイジェスト映像を公開

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Text:中村圭汰

2020年1月12日、恵比寿LIQUID ROOM。

昨年に続き2度目の開催となった「DADARINRIN Supported by SILAS」は、オーディションによって出場権を獲得した2組を含む、計9組の若手アーティストが一堂に集結した。

新たな時代が幕を開け、日本の音楽シーンも今の時代を生きる若者たちによってアップデートされようとしている。

今までにない感性や価値観で生み出された音楽は、今ある既成概念すらも塗り替えてしまうほどのエネルギーを持っていた。それはまさしく、イベント名の由来でもある芸術運動「ダダ」が示すように。



「DADARINRIN」 Supported by SILAS ダイジェスト映像


AOAZA

aoaza_y0001_ok Photo:ゆうばひかり

今回のイベントの幕開けを担ったのは、オーディションによって出場権を勝ち取った”AOAZA”。
特殊なスクリーン越しに彼女たちのシルエットが浮かび上がると、そこに映し出されるグラデーションの映像とリンクするように透明感のある歌声が会場に響く。
センチメンタルな詩世界をしっかりと支えるバンドサウンドが曲のギアを上げると、煌めく閃光のように過ぎ去っていった。


aoaza_t0013_ok Photo:塚本 弦汰

Carabina

carabina_y0008_ok Photo:ゆうばひかり

続くは、Hokariによるプロジェクト”Carabina”。彼らもまたオーディションによって今回の出場を決めたアーティストである。

carabina_t0013_ok Photo:塚本 弦汰

偶発的にその場で産み落とされたような自由さの中に、緻密に積み上げられたエレクトロを基調とした実験的サウンド。囁き声に似た吐息交じりの歌声。そこに幻想的な映像がリンクすることで一層深みを増し、音の海を漂うような感覚に陥った。

carabina_y0002_ok Photo:ゆうばひかり

Mellow Youth

mellow_y0010_ok Photo:ゆうばひかり

前回のDADARINRINから引き続きの出演となった”Mellow Youth”。

mellow_y0001_ok Photo:ゆうばひかり

彼らのステージは気迫に満ち溢れていた。抜群のグッドメロディもさることながら、ステージ上での圧倒的な存在感と攻撃的な中に上品さを併せ持つサウンド。一気に距離を縮めていくパフォーマンスで観客を次々に撃ち抜いていくと、音楽を楽しむという至極シンプルなことを愚直なまでに貫いてみせた。限られた時間の中で最大限のエネルギーで駆け抜けた彼らは只ひたすらに頼もしかった。

mellow_y0004_ok Photo:ゆうばひかり

SO-SO

soso_y0001_ok Photo:ゆうばひかり

世界に股をかけ、数々の大会で賞を獲得しているヒューマンビートボクサー、”SO-SO”。

soso_y0007_ok Photo:ゆうばひかり

登場するや否や、自ら発する音だけを武器に軽快なフリースタイルを披露。この時初めてヒューマンビートボックスに触れた観客も少なくない中で、驚きというフックを使って彼の音楽世界に引き込んでいった。 そこから、ループステーションを巧みに操り、様々な音色とメロディを築き上げていくと、DJのように観客を煽り、大きな一体感を演出。日本音楽シーンに新たな可能性を見た。

soso_y0008_ok Photo:ゆうばひかり

Cody・Lee(李)

cody_t0046_ok Photo:塚本 弦汰

citypop&alternativeバンド、”Cody Lee(李)”は青春そのものを歌っていた。

cody_t0031_ok Photo:塚本 弦汰

忘れているのか、忘れようとしているのか。言葉にしたり、考えることを躊躇ってしまう誰しも心の奥底にあるはずの感情を等身大の言葉で紡ぐ。飾り過ぎないシンプルなサウンドと、自然体な彼らの雰囲気によって、その言葉がより生々しく、生きた状態で観客に届いた。 終盤は歪んだギターをアグレッシブに掻き乱し、シャウトをぶちかます。衝動的な音がステージ上で激しくぶつかりあい、全てを出し切って彼らのステージは幕を下ろした。

cody_t0028_ok Photo:塚本 弦汰

Mom

mom_t0007_ok Photo:塚本 弦汰

続くは、シンガーソングライター/トラックメイカーの”Mom”。

mom_y0015_ok Photo:ゆうばひかり

J-POP的要素のあるメロディ。センスの良い言葉選びでシニカルに畳み掛けるリリック。跳ねるような軽快なサウンド。三位一体となって観客の心をしっかりと掴んでいくと、フロアでは自然と拳が挙がった。 彼の歌うメッセージは、物凄く大きなテーマを歌っている中にも、ミニマムな視点が含まれている。それは、今生きている世界と自分自身は全て繋がっているということを教えてくれているような気がした。

mom_y0003_ok Photo:ゆうばひかり

みゆな

%e3%81%bf%e3%82%86%e3%81%aa_y0001_ok Photo:ゆうばひかり

続くは、みゆな。ワンフレーズ目から圧倒的な声量で会場全体に彼女の声を轟かせると、共にツアーをまわったバンドメンバーも芳醇なグルーブで応える。

%e3%81%bf%e3%82%86%e3%81%aa_y0005_ok Photo:ゆうばひかり

楽曲のアレンジやサウンドメイクの秀逸さもさることながら、彼女の歌そのものが曲の中心のどっしりと構え、メンバー全員を導いていくようなカリスマ性がある。 畳み掛けるように怒涛の勢いで全6曲を終えると、観客席からは割れんばかりの拍手と歓声で彼女たちのパフォーマンスを讃えた。

%e3%81%bf%e3%82%86%e3%81%aa_y0010_ok Photo:ゆうばひかり

Mega Shinnosuke

mega_y0015_ok Photo:ゆうばひかり

ラフな出で立ちで登場した”Mega Shinnosuke”。ここ恵比寿LIQIDROOMでも彼から一切の気負いを感じることはない。

mega_t0001_ok Photo:塚本 弦汰

彼のアイデンティティを表しているかのように、ジャンルレスな楽曲達。ファンク色の強いもの、青春パンクの香るもの。ただ、それら全てをポップに昇華しているのが彼らしさだろうか。 突発的に面白い、楽しいと思うところへ飛び込んでいく無邪気さがステージ上からも伝わってくる。彼が見ている未来を一緒に見てみたいと思わせるライブだった。

mega_t0002_ok Photo:塚本 弦汰

Ghost like girl friend

ghost_y0002_ok Photo:ゆうばひかり

今回のトリを務めたのは、”Ghost like girlfriend”。彼の歌う様はどこか荘厳で一挙手一投足全てが美しい。

ghost_y0006_ok Photo:ゆうばひかり

観客の身体を無意識で操るダンスミュージックとしての効力を持ちつつ、憂いや切なさをクリアな声で浄化していくように歌い上げていく。 後半に披露されたアグレッシブな楽曲では、観客とのコールアンドレスポンスによって会場はエキサイトしていく。 6時間にも及ぶ長丁場のイベントのトリという役割を全うするかのように、期待感という余韻を残して力強く終結させてみせた。

ghost_y0001_ok Photo:ゆうばひかり



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profile

Ghost like girlfriend
1994年7月25日、淡路島出身。 シンガーソングライター・岡林健勝のソロプロジェクト。 2017年3月15日「fallin’」リリースと同時に始動。 2019年6月19日、1st full album「Version」リリース。

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みゆな
宮崎県在住、17歳女性シンガー「みゆな」。 2018年の夏より地元のストリートや福岡・下北沢へのライブ遠征など音楽活動を本格的にスタート。 「Eggs」にて2018年10月にウィークリーチャートで1位を獲得して以来、楽曲ランキング、アーティストランキングともに何週にも渡り1位の記録を伸ばした。
配信1stシングル「ガムシャラ」と配信2ndシングル「天上天下」は、デビュー前のアーティストとしては異例の、TVアニメ『ブラッククローバー』の第5クールのオープニングおよびエンディングテーマに大抜擢されている。
2019年2月にリリースした1st ミニアルバム「眼」はタワーレコードがプッシュするタワレコメン2月度に決定し、2月18(月)オリコン週間インディーズアルバムランキング10位を獲得。
そして2019年4月よりTVアニメ『FAIRY TAIL』ファイナルシリーズ第3クールEDテーマに抜擢され、さらには「FUJI ROCK FESTIVAL’19」にデビュー前にして異例の出演決定。 9月18日リリースのセカンドミニアルバム『ユラレル』はタイトルトラック「ユラレル」が吉岡里帆主演映画『見えない目撃者』の主題歌に抜擢され、全国FMラジオ9月度総合チャート2位、9月25日付のUSEN J-POP週間リクエストランキング1位を獲得。
中国ではユーザー数が8億人も存在していると言われている中国の大手音楽配信サービス「Netease Cloud Music(網易雲音楽)」において、セカンドミニアルバム「ユラレル」が2019年第3Q(7月~9月)のJ-POPアルバム1位に選出されるなど、日本のみならず国外においても今後の動向が期待される新人として注目を集める。

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Cody・Lee(李)
2018年8月結成。メンバー脱退を経て今年9月に現体制へ。
高橋響(vo.gt)山口力毅(gt)原汰輝(dr)尾崎リノ(vo.ag)ニシマケイ(ba)の5人組バンド。
2019年1月、Eggs内オーディション『LIVEBOOSTER』でグランプリを獲得。
同年3月、『LIVEBOOSTER』グランプリのプライズとしてZeppTokyoで開催されたイベントへ出演。
同年4月、1st-mini album『シティボーイズ・オン・ザ・ラン』をリリース。 併せて下北沢BASEMENTBARで開催されたリリースパーティは満員御礼で幕を閉じる。
同年8月にメンバー3人が脱退。尾崎リノ(vo.ag)、ニシマケイ(ba)を迎え入れ新体制として活動を再開する。
Eggs内オーディション『BAYCAMP-TIP OFF ACT-』でグランプリを獲得。同年9月にBAYCAMP出演を果たす。
同年10月『ROJACK for COUNTDOWN JAPAN 19/20』の入賞アーティストに選出される。
同年11月、teto 47都道府県ツアー「日ノ出行脚」一般公募アクトに選出されツアー初日千葉LOOK公演に出演。
2nd-digital single『I'm sweet on you(BABY I LOVE YOU)』をリリース。 併せて公開されたMusicVideoでは新進気鋭の映像作家miura naomi、 女優モデルとして幅広く活動し今年行われた札幌国際短編映画祭で最優秀主演女優賞を受賞した早乙女ゆうを起用した。

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Mom
シンガーソングライター/トラックメイカー。現役大学生の22歳。様々なジャンルやカルチャーを遊び心たっぷりにDIYで混ぜこぜにした、手触り感のある独自のジャンル『クラフト・ヒップホップ』を提唱。アートワークやMusic Videoの監修も自身でこなし、隅々にまで感度の高さを覗かせる。

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Mega Shinnosuke
2000年生まれの19歳。本名。 東京生まれ福岡育ち。2019年4月より東京在住。作詞、作曲、編曲を全て自身で行う。 2017 年秋よりオリジナル楽曲の制作をスタート。00年代生まれならではのフットワークの軽さと、時勢をキャッチするポップへの嗅覚を武器に、どこか懐かしさもある印象的なメロディーをロック、シティポップ、ガレージ、オルタナ、ヒップホップなど、ジャンルを横断したサウンドに乗せる。 音楽以外にも、アートワーク、映像制作に携わるなど、全てをセルフプロデュースで行う新世代のクリエイター。 好きな食べ物はジェノベーゼと牛タン。どちらかというとジェノベーゼの方が好き。

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Mellow Youth
2017年結成、石森龍乃介(Vo)、伊佐奨 (Vo/Gt)、木立伎人(Gt)、肥田野剛士 (Ba)、阿部優樹(Dr)の五人組。 ツインヴォーカル、ツインギター、ベース、ドラムの編成。 Vo/Gtの伊佐奨を中心に作る楽曲は様々な要素を折り込み、独自の空気感、世界観で奏でる。

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SO-SO
大阪府出身のヒューマンビートボクサー。ループステーションを使って自身の口から出る音を多重録音し、リアルタイムで音楽を構築していくパフォーマンスが武器である。その実力はポーランドで開催された世界大会「Grand Beatbox Battle」でtop4入りを果たし、更に今年の7月行われたアジア大会では、見事チャンピオンの座を獲得した。Industrial BassやTrap、Drum’n’bassなどのベースミュージックから影響を受け、それに自身のポップなサウンドとキャッチーなフレーズを組み合わせた唯一無二のサウンドで、聴く者を魅了する。2019年12月7日に新アルバム「NO LOOP NO LIFE」をリリース。収録曲のほぼ全ての音が彼の口の音で構成されている。今まさに世界から注目されるアーティストで、グローバルに幅広く活動している。

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Carabina
2019年 春 〜 Hokariによるソロプロジェクト。 編成、音楽性、やること全部気分で変わります。

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AOAZA
2018年 東京吉祥寺発 エレクトロを意識したサウンドに環境音を織り交ぜるなど、予測不能な音楽を製作。重低音と繊細なボーカルが絡み合った、独自の世界観を持つグループ。 作曲、ジャケットやグッズのイラストデザインはVo/Gtさえぽうが全て手掛けており、音楽の他に様々な角度で世界観を演出している。

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