僕らのシーズン
- 1. 僕らのシーズン
2022年11月26日にSiririnokが新曲「僕らのシーズン」の配信を開始する。
▼CLICK
タイトルから連想される通り季節がキーワードとなり、晩夏の幻影を追いかける登場人物たちの情緒や切なさを表現した楽曲となる。
後戻りのできない気配を感じつつも、どこかへ行ってしまう相手の感情を伺う様な不可逆的な世界観が楽曲に現れている。
今作は珍しくギターサウンドにフォーカスされており、何本ものトラックが積み重なることで生まれた立体感や揺らぎが、聴く人へ感傷的な気分を呼び起こす。
曲中のシンセやビートマシンといった、2020年以降のSiririnokが活用してきた楽器やアイデアは引き続き採用しつつも、ギターという肉体的な楽器表現にスポットが当たったことで、ビートミュージックの土台を持ちつつも、ローファイなバンドアンサンブルとして構成されている。
この二つの要素により織り成される、セクションの切り替わりについても、是非注目してほしい。
歌詞については、散文詩的な表現の中に登場人物の主観が折り込まれたことで、個々の心境への深読み的な考察が喚起させられる。
これまでのSiririnokのベースとなっていた、抽象度の高い言葉の羅列によって、楽曲の美しさを引き立ててきた歌詞とは異なり、情景要素を色濃く反映したことで、リスナーの情感を誘っている点もポイントだ。
「散歩道が夕暮れを待つ なんだか君は どこかへ行ってしまう」
この一節で表現された通り、涼しくなった夕暮れの物寂しさや、大きな別れの前触れの様なシーンを思い浮かべながらこの曲を味わってもらいたい。
Siririnok「僕らのシーズン」はSpotifyやApple Music等、各種サブスクにて配信となる。
▼CLICK
アオキハルヘVol.11出演!〜プライドの高い深夜のコンビニアルバイト〜
アオキハルヘVol.11出演!〜スランプガール〜
1月度マンスリープッシュアーティストインタビュー~the Bottomz~
アオキハルヘVol.11出演!〜Earworm〜
12/7『下北沢にて'24』のEggsコラボステージ、9アーティストを徹底レポ!
【超カオス】O'D SECT主催「零次元祭」開催!
1月度マンスリープッシュアーティストインタビュー~ミーマイナー~
「でらROCK FESTIVAL2025」出演オーディションでおもかげ、スランプガール、tight le fool、月には行かない の4組が出演決定!!
「特集・ライブハウスの中の人」vol.8 〜香川・高松編 / 高松TOONICE(トゥーナイス)〜
利用規約およびプライバシーポリシーを確認し、
同意のうえ登録・ログインしてください。
利用規約およびプライバシーポリシーを確認し、同意のうえ登録・ログインしてください。
アカウント登録はこちら