Eggs Curators 先取り邦ロック紹介の遊津場 コラム vol.4

皆さん、四度目まして。

今回もあなたのお耳に合う音楽を紹介します！ 今回は9月に初ライブを見て衝撃を受けたアンダー20才の2組です！

1組目は、ルサンチマン！

Eggsリスナーならお馴染みのバンドでしょうけど、この前、彼らの初関西ライブを見に行ってきました。 音源では衝動的な、爆発力のある歌・演奏をイメージされてるかもしれませんが、ライブを見てみると、1つ1つの言葉がかなり明確な意思を持って、しっかりクリティカルに届いてくるような印象を受けました。僕も、もうちょっと良い意味での“荒さ”みたいなものをイメージしてたのですが、そういうワクワク感もありながら、「剛」だけじゃない、「柔」な言葉としっかりとした演奏で観客を引き込み、相手の心にも入り込むバンドでした。その結果、当日はライブハウスではなく地域の音楽祭だったので、ライトな老若男女の音楽好きが集まった野外ステージでしたが、見事にその一人一人の心に爪痕を残していきました。将来、さらに大きなフェスのステージで多くのバンドファンの拳を高々と掲げさせるでしょう。

2組目はアポロノーム！

大阪の6人組バンドです。女性ツインボーカルの2人が先頭に立ちバンドを引っ張っているような印象があったんですが、ライブを見てみると、6人が6人ともきっちりと同じ方向を向いて、綺麗な正六角形のまま、パワーは6倍で届いてくるような、それはもう圧巻のライブでした。ステージ映えもすごくするし、多様性のあるサウンドをこれからもこの6人だからこその表現力で可能にしていってほしいです。その序章と言える2曲をEggsで聴いてみてください。

個人的に関西の新世代として、このアポロノームの他に、my sister circle、Sleep Slope、Bye-Bye-Handの方程式、Re:name、anica、CAT ATE HOTDOGSは押さえておくべきだと思います！！！

それでは、この辺で。