Eggs Curators 先取り邦ロック紹介の遊津場 コラム vol.15

みなさん15度目まして。
遊津場です。

ガールズバンドという言葉。
個人的には「ガールズって要る？」と思っちゃうんですけど、案外バンドによっては「女の子の日々はロックなんだぜ、という特別感があって好き」というバンドマンもいるらしいです。

そういう言葉に自分なりのしっかりとした解釈があるって良いですよね。 そんなこんなで今回は2組のガールズバンドを紹介します！

1組目はTHE 118's！

凛とした佇まいから放たれる狂おしさ溢れるサウンドは良い意味で期待を裏切る。その生々しい音に触れると誰にも見られたくない日記を読んでしまっているみたいで「なんかすまん…」とさえ思ってしまうほど。それは同時にリスナー自身の過去の黒歴史も思い返すほどで、こういう内省的な気持ちにさせる音楽のやり方もあるのかと思う。

「大阪の女バンドマン」に留まらず、さらに多くの若者に女性の鋭利なメッセージを届けるバンドになってほしい

「Perfect Crime/THE 118's」

2組目はescapes！

ドラム募集中スリーピース宇都宮ロックバンド。
『1990』『ラブソング』、それとMVもある『オレンジ』とどれもタイプは違うリズムとムードなのに、どれも「それが得意技ですか！」と思ってしまうほどのセンスの塊。タワレコ未流通音源上位常連も納得。 むしろスリーピースのシンプルなサウンドなのに、緩さや逃げ場はなく、踊れるし浸れる。 好きなジャンルに迷ったら聴いてほしい。

「ラブソング/escapes」をEggsで聴こう。

ぜひ聴いてみてくださいねー！ それでは、この辺で。