帰国へ
おは茄子。
Jakeの家で目が覚める。昨日は疲れと酒で皆んな死んだ様に即寝。余り記憶がないので限界で帰って来たのだと思う。それくらい楽しかったしやり切った。今日はアメリカ滞在最後の日だ。
10:00。近くのホテルに泊まっていたYawnersチームと合流。ツアーで使ったバンをレンタカー屋に返却しないといけないとの事で、後ろにぎっしり積まれていたマーチ類、機材をJakeの自家用車に大移動。寝起きでバンをすっからかんにした。恐ろしい程の寒さで手の感覚は無くなっていた。よく遊園地にあるマイナス30℃の世界を体験出来るアイスワールド的なアレよりぜんぜん寒い。気分はクリオネちゃん。Jake達が車を返しに行っている間は家で暮らし、暖をとる。
ゆったりとした時間が流れていった。お昼過ぎ、YawnersのDani、Conradoが空港へと出発する時間がやって来た。彼らはスペインの中でもバルセロナに住んでおり、ElenaとスタッフのJoanはマドリード。だから行きも帰りも別の飛行機で来ていた。2週間もの間、時間を共にした仲間との別れは寂しい。でもまたどこかで再会出来る気がしたので笑顔で見送った。チャオ。
2人をJakeが空港まで送りに行っている間、皆んなで街に繰り出す事に。寒すぎて加藤とこれ帰った方が良くないか?と半分以下冗談、半分以上本気で文句をぼやきながら歩きレコード屋、楽器屋をハシゴ。そしてすぐ近くにあったメジャーリーグ、レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークへ。もちろん中には入れないのだがアメリカに来たからにはスタジアムの雰囲気を味わってみたかったので嬉しい。誰か分からない銅像の前で集合写真を撮った。多分クラブのレジェンドだろう。

だれ〜
その後はスタジアムに隣接されているBarで1杯飲む事に。店の奥に進むとなんと大窓から選手目線でグラウンドが見える作りになっていた。その迫力にテンションが上がる。試合がある日はこの窓際の席おいくらなんだろうか。

やたら可愛いお姉さんが注文を取ってくれたのだが8人分のドリンク(皆んなバラバラ)を何のメモもとらずに聞いており、暗記力すげぇとなった。
しごでき。
店を出て聞いた話だが会計時、支払いをしてくれたえんたつさんはそのしごできお姉さんからのチップ要求をきっぱり断り、怒られたとの事。おもろい。だってドリンク1杯¥2,000くらいしたからな仕方がない。

小便器からの眺め
ほろ酔いで凍えながらJakeハウスに戻り、注文してくれていたチキンでアメリカ最後の晩餐。これがかなりパンチが効いていて美味かった。
テレビに流れていたアメフトを観ながらコーラ片手にチキンにかぶりつく。Jakeも思わず「これがアメリカ人のスタイルだ!」と言っていた。
我々の飛行機は早朝6:45発。ボストンローガン空港まではJakeハウスから車で15分程と近い為、少し寝て出発する事に。24:00。風呂を済ませて就寝。3:30に起きて空港へ。ここで次の日に飛ぶElena、Joanとはお別れだ。2人とも眠いだろうに見送ってくれた。
ハグを交わしお互い無事に帰れるように願い合う。セーフフライト。Jakeの送りで4:00に空港着。Jakeも疲れてる中本当にありがとう。USのボス。時間帯もあり皆んなとの別れは一瞬だった。また戻って来れるように頑張るぞ。

何事も無く定刻通りに無事飛行機に乗る事が出来た。6時間程フライトし中継地点のサンフランシスコ国際空港に着。そこから11時間かけて成田空港へというルートだ。帰りの席ガチャの心配は無い。何故なら課金をし全員分の席を通路側にするという対策を行ったからだ。ありがてえ。しかしこの時、これから別角度の恐ろしさが降りかかってくる事はまだ知らない。
サンフランシスコから成田まではZIP AIRという初めて乗る飛行機。なんとこのZIPファッキンAIR、機内食、飲み物全て有料。なんなら水一滴も提供されなかった。死ぬて。運良く自前の水筒に搭乗前ウォーターを入れていた為、命は免れたが空腹で身体は冷えあまり寝付けなかった。限界ではあったので一応メニューを確認。機内食¥2,200、カップ麺¥600。くそが、絶対注文しないというプライドと戦い抜き日本時間19:30。無事成田空港に到着した。長距離のフライトでは機内食やドリンク提供があるのが当たり前だと思っていた我々は良いお勉強になった。せめてクッションと膝掛けは欲しかった〜。

帰ってきてしまった
空港で皆んなと別れ2時間電車に揺られて最寄り駅に到着。武蔵家綱島店で念願の家系ラーメンをすする。本当に楽しくて良いツアーだったなと余韻に浸りながら帰宅した。久しぶりに湯船に浸かり、あとはシコって寝るだけだ。
追記
ちなみにアメリカ到着初日に¥30,000両替していたおれだがCounter Intuitive Recordsのサポートもあり成田に着いた時点で¥4,000程余っていた。レコード4枚も買ったのに。
今回のツアー、会場のグリーンルームには出演者用にドリンクや軽食が大量に準備されていてそれが凄く助かっていた。ツアー中は当たり前のようにバクバク飲み食いしていたが、今考えてみたらそれは当たり前では無くかなり恵まれたツアーに参加出来たのだと思う。毎日ベッドの柔らかい床で睡眠が取れ、車に乗り込むだけ。ただの旅行では経験できない事が音楽で繋がれた事によって出来ている。本当に感謝したい。アメリカ、スペイン、日本の人種、性別を越えた素晴らしいツアーだった。
関わってくれた全ての人にありがとう。
まだまだ書きたい事はあるがこの辺で。
執筆:Mikuru Yamamoto
撮影:Mikuru Yamamoto
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