神戸在住のEggsキュレーター遊津場が先月見に行った関西のライブハウスイベントの感想を書いていくコーナーです。がっつりとしたライブレポというよりはコラム的なものと思ってください。
もちろん気になるアーティストが1組でも増やせるよう頑張ります!
2026年7月のイベントはこちら!
イベント名:Pitch Blue×music zoo KOBE 太陽と虎 pre「あの日選んだ言葉を」
開催日 :7月23日
場所 :神戸太陽と虎
出演 :Pitch Blue、Suck Noise、夕鳴、Nauca
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神戸3ピースバンド・Pitch Blueと太陽と虎の共催企画に行きました。
Pitch Blueは今年十代白書、閃光ライオットのファイナリストに選出された神戸バンドの新星。ただ決してポッと出ではなく、斉藤(Gt.Vo)にとっては高校生の時から憧れていたライブハウスで、やっと信頼できる仲間と念願の1日が作れたことが伝わりました。
トッパーのNaucaは、まだ結成3ヶ月という神戸バンド。こちらも太陽と虎に演者として出ることに初々しい反応や感謝を繰り返しながら、次第に持ち味であろう音の切れ味や破壊力が存分に出てきていました。最終盤は無敵の時間がありましたね。Pitch Blueと親和性の高いオルタナサウンドなので、これからも高め合ってほしいです。
夕鳴はMCに無駄なく、その演奏する姿で全てを語るタイプでした。幽玄さと激しさで圧倒しながらも、思わず縦ノリをしたくなるサウンド。ただこの日のための新曲を持ってくるなど、高いモチベーションが見えました。
Pitch Blueと同い年のSuck Noiseは本能剥き出し。でも雑ではなくテクニカルで、マイクから通してくる言葉にも強さがあるし、表面的な部分以外も「ヤベェ」が沢山あって、前々から気にはなってましたが、完全に刺さりました。『2006』は思わず身を乗り出して聴きました。既存のオルタナを破壊する異世界のオルタナを創ってほしいです。
そしてPitch Blue。彼らもオーディション尺の10分でしかライブを見たことなかったんですが、8曲40分のこの日のほうが、そりゃもう4倍じゃなくて10倍良かったです。卓越したオルタナサウンドの中の程良いキャッチーさが魅力だと思いました。この日も「1番を穫る」と戦ってましたが、やはりオーディションの時よりも念願の時間を楽しみ、心の温かい部分が見えたのも良いふうに作用したと思います。
この街のバンドとして大きくなり、新たなシーンを作るとも話しました。この日のフロアには十代白書で戦ったバンドマンも何人か見受けられました。斉藤はじめPitch Blueのキャラクター的にも、同世代を引っ張る姿は想像できます。まぁ何よりライブも良いと深く分かったので。
アルカラやalcottなどのイメージで、神戸のバンドと言えば主催サーキットみたいな時代もありましたが、それもofulover以降いない気がするなぁ。まぁサーキットは置いといて、何かPitch Blue中心に神戸で全国の同世代が集まる未来が来ると、神戸在住キュレーターの私はとても嬉しいです。
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